弁理士 山内 哲文
弁理士 山内 哲文 (やまうち てつふみ)
私は、大学で物理学を学び、大学院では隕石の磁性を研究していましたが、遠い宇宙から来た石より、実験に使う現実の機器やソフトウエアに魅力を感じたので、修士課程修了後、ソフトウエア開発会社に就職して約3年半ソフトウエア開発に携わりました。
やがて、世の技術の進歩や産業の発達に寄与する特許制度に感慨を覚え、2002年特許事務所に入所して以来、現在に至るまで、中小~大企業の様々なクライアント様のために内外国での権利化に尽力して参りました。
やがて、世の技術の進歩や産業の発達に寄与する特許制度に感慨を覚え、2002年特許事務所に入所して以来、現在に至るまで、中小~大企業の様々なクライアント様のために内外国での権利化に尽力して参りました。
得意とする分野は、ソフトウエア関連発明であり、機器の制御、サーバシステム、各種シミュレーション、通信ネットワーク、ビジネスモデル、AI関連発明等の実績があり対応可能です。また、ソフトウエア以外でも、自動二輪、自動車部品、鉄鋼等の構造物や材料の分野の経験もあります。また、外国出願の経験も豊富です。US,EP,中国の他、アセアン諸国、インド、ブラジル、ロシアの出願について日々、実務を行っています。
これまでの特許実務を通して思うのは、出願時の特許明細書が重要であることは言うまでもないですが、特許明細書の作成に至るまでのコミュニケーションの重要性が増してきているということです。発明者の方、知財担当の方(或いは経営者の方)と3者の間でコミュニケーションをとりながら、どのような観点で、どのような範囲で特許が取れそうか、どうすれば事業に役立つ権利が取れるか、について共に検討することで、1者ではたどり着けない次元の知財活動が可能になると思います。そのため、コミュニケーションを重視した業務を行っています。
資格・会員・役職等
日本弁理士会 会員(登録番号13250)
(2004年:弁理士登録)
(2006年:特定侵害訴訟代理業務に関する付記登録)
西日本弁理士クラブ 会員
関西特許研究会 会員
ソフトウエア開発技術者
経歴
1999年
| 信州大学大学院理学研究課物理学専攻
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1999-2002年
| ソフトウエア開発会社にシステムエンジニアとして勤務
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2002-2003年
| 板東特許事務所勤務
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2004-2013年
| 特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ勤務
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2013年
| インテリクス国際特許事務所入所
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主な公職
2005年 | 関西特許研究会 親睦部会幹事 |
2008-2023年 | 日本弁理士会近畿支部 広報IT委員会 (2011-2012年, 2023年:委員長) |
2011-2013年 | 日本弁理士会 ソフトウエア委員会 |
2012年 | 日本弁理士会 情報企画委員会 |
2013年 | 日本弁理士会近畿支部 幹事 |
2021-2023年 | 日本弁理士会 常議員 |
主な講演
2022年 オンラインセミナー「30分でわかるUSミーンズプラスファンクションのポイント」
2022年 日本弁理士会関西会主催パテントセミナー「AI/IoT/ビジネスモデルの特許出願戦略」
2022年 オンラインセミナー「30分でわかるマルチマルチクレーム制限への対応のポイント」
2022年 オンラインセミナー「外国を見据えた明細書のチェックポイント」
2021年 オンラインセミナー「30分でわかる米国出願の流れと留意点」
2011, 2012年 日本弁理士会会員研修「コンピュータ関連発明の実務上の留意点」
主な著書
・「特許制度の現状と弁理士の役割」化学経済(2010年12月発行)
・「データ構造に関する発明の事例紹介」パテント(2013年12月発行)[共著]
専門分野
(ソフトウエア関連で実績のある分野)
Web解析技術、データセンタ、回路解析シミュレーション、通信・ネットワーク、ビジネスモデル特許、 音声認識、画像処理、MPEG、医療用検査装置、FEM解析、写真撮影遊戯機(いわゆるプリクラ機)、AIを利用したシステム
(電気・電子関連で実績のある分野)
液晶ディスプレイ、弾性波デバイス、カーナビ、 OCT(光コヒーレンストモグラフィー)、3次元計測装置
(機械・構造物関連で実績のある分野)
メカトロニクス、ベアリング、鉄鋼の構造部材、自動二輪車の車両制御
主な海外研修
2007年
| University of Washington, CASRIP Summer Institute (U.S.)
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2008年
| Vossius & Partner, Training Course on European and German Patent Law (Germany)
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